読書「スターバックスを世界一にするために守り続けてきた大切な原則」
スターバックス。私のイメージは、キラキラ女子大生が集まるバイト。私の大学のイケてる同期も働いてて、少し羨ましかったです。スタバの店員ってみんなスタバのこと大好きで、世界中どこのスタバにいっても従業員のクオリティを保てるのってすごいなと思い、この本を読んでみました。
- 作者: ハワード・ビーハー,ジャネット・ゴールドシュタイン,関美和
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2009/01/23
- メディア: 単行本
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スターバックスを世界的に広めた元スターバックスインターナショナルCEOのハワード・ビーハー氏がスターバックスにおいて大事にしていたことと彼の大事にしているビジネスマンとしての価値を10個にまとめて書いた本です。
そして、本書で挙げられている10原則とは以下の通り。
【スターバックスから学ぶ仕事と人生に大切な10の原則】
1. 自分に正直になる―かぶる帽子をひとつにする
2. なぜこの会社で働くのか―出世のためにでなく、正しい理由で行動する
3. 自主的に考える―掃除をする人がほうきを選ぶべきだ
4. 信頼を築く―心から思いやる
5. 真実に耳を澄ます―壁は語る
6. 責任を持つ―真実以外は嘘だとわかる
7. 行動する―行動的に考え、思慮深く行動せよ
8. 困難に立ち向かう―なにより私たちは人間だ
9. リーダーシップを発揮する―大きな雑音と静かな声
10. 大きな夢を持つ―「イエス」は世界で一番パワフルな言葉だ
ハワードさんの体験談を交えて紹介され、何故これらの原作を立てたのか納得感を持って進めることができました。
スターバックスの店員が何で楽しそうに働いているかわかる本
スターバックスは本当にトップダウンの落とし方が上手いと思います。企業理念だけをしっかり落とし込み、細かいオペレーションは全部現場判断。スターバックスの店員さんが何であそこまで楽しそうに働いているのかわかる本でした。
自分から積極的にお店をよくしていこうとか考える癖がついて愛着が湧くんだろうなと思いました。経営企画室で働く上でもとても大切な気持ちだと思います。
この本を読んでとてもいいなと思った一節があります。
スターバックスはコーヒーに尽くす企業ではない。人に尽くす企業だ。
このただのコーヒー屋じゃない理由がこの一節に詰まっていると感じました。
今日もご馳走様でした。