経営企画室一年目のブログ

経営企画室一年目の小娘のブログです。

就活生へ、もっとIRページを見て!

弥生です。

今週OB訪問を受けました。私の会社では人事からOB訪問の依頼がくるときもあり、今回初めてお願いされたので、面白そうなので引き受けてみました。

3人の学生にお会いしたんですが、1人も会社のIRページを見てくれてる人っていなかったんですよ。

私も学生の時にIRページを見ていなかったので、人のこと言えたもんじゃないんですけど、社会人になり経営企画室で働いてたからはIRページを見るようになり、なんて面白い情報がたくさんあるんだろうと感動しました。

なので、学生からIRページを見ていないって聞くと、もったいないと思ってしまいました。

IRページって何のためにあるの?

 

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IRページって一体なんのためにあると思いますか?

それは企業の価値を上げて株を買ってもらうです。(他にも理由はあります)

企業の価値をあげるということは、株価をあげるということです。そして、その株価を上げるには、その会社の経営成績が良いってことを世間にアピールする必要があります。そのために決算説明会では「この事業がこれだけ伸びてます!」と声高に説明したり、新しい情報があればプレスリリースを打ちます。

それらの情報をもとに投資家は株の売り買いの判断をするわけです。そして企業は株を買ってもらって資金を集めるわけです。

また会社の経営戦略も載っているため、これから会社がどういう方針で進もうとしているのか、どこの事業に力を入れていくのか、そもそも会社にどんな事業を持っているのか知ることができます。

客観的な数値を見れると尚よし

ただ気をつけなければいけないことももちろんあります。それはIRページにある決算説明会資料やプレスリリースはいいことばかりしか書いてません。悪いニュース書いて、株価下げたい企業なんてどこにもいませんからね。資料にかっこいいグラフとか写真とか載せてあると、この会社は良い企業だと信じてみたくなっちゃいますよ。

一歩踏み込んで会社のことを知りたいなら客観的な数値まで見れるようになりましょう。しかし、そんな投資会社並みの目を養えという話ではありません。

売上高や営業利益や当期純利益、会社が定めている主要な目標値を決算説明資料から見つけ出し、その数字を過去と比較して、前年同期比でどれくらい伸びてるかとか、また伸び率が上がっているかなどをみて、本当に順調かどうか判断できるとよいでしょう。

 

会社によってはサービスの詳しい説明会とか載っていたりするので、自分が配属されたらどこに行きたいんだろうと想像することも容易にすることができるでしょう。

学生でも見ようと思えば見れるものなので、興味がある企業があるならば一度でもIRページを覗いてみて欲しいと思います。