決算:カカクコム2017年第3四半期
弥生です。
本日取り上げてみたいのは、カカクコムさんです。
カカクコムは経営企画室に配属された当初にも調べろと言われた企業で個人的には少し馴染みのある企業です。
カカクコムは、価格ドットコムや食べログ、映画.comなどメディアやネット予約系のサービスを展開しています。恥ずかしながら調べるまで、食べログは、カカクコムが運営しているなんて今まで知りませんでした。。。
また、カカクコムの決算の特徴としては営業利益率!今回も40%後半台を常にキープできているのはすごい。ただ、その高い営業利益率を支える要因に少しずつ変化がでてきたので注目してみたいと思います。
価格.com:特に広告事業の売上がダウン
表を見てもわかるように、価格.comの広告事業の売上高ダウンが目立ちます。その要因は、スマホでの広告への対応の遅れが挙げられます。インターネット利用がPCからスマホにシフトし、今までPCで掲載していた広告表示が減り、且つスマホの方がPCに比べ広告枠が小さいため、インターネット広告はスマホ対策が必須といっても過言ではないほど重要になってきました。カカクコムもスマホ広告に対応したUI改善が今後も課題なようです。確かに今のままだと、ただのバナーを貼ったみたいですもんね。
食べログ:課金ユーザー、ネット予約数が好調。
一方、食べログの売上は順調に推移しております。課金飲食店数、有料ユーザー数も前年同期比で10%以上伸びています。
また、食べログのオンライン予約人数は前年同期比なんと126%。これは驚異的です。食べログのネット予約対応店舗への優遇施策も効いており、ネットでお店を予約するのが当たり前の世界が実現されつつあります。
炎上はあったものの、ネットで予約できる店舗を増やすためには必要な施策だったと思います。炎上を乗り越えて、今後もネットで予約できる店舗を増やして欲しいです。
雑記
本当はもっと企業単体じゃなく、サービス比較とか徐々にやっていきたいですね。例えば、「食べログ」と「ぐるなび」を比較してみるとか。
でも、企業単体の決算分析を自分なりに考えてみるのは、それは練習にはなるので続けていこうと思います。
あと、ブログ開設したばかりの勢いで毎日記事をあげるように心がけていますが、Googleアドセンスの審査が下りるくらいまでは、このペースで頑張り続けたいと思います。